食べてびっくり、中まで赤い、おいしい。
ロイヤルクイーンは全体に赤みをおびて熟すいちごなので、中まで赤いんです。
果肉をかじると、ジュワーとたっぷりの果汁がお口のなかにあふれてきて、香りとともに甘さがゆたかに広がる。
ロイヤルクイーン、みなさんもぜひご賞味ください。
ロイヤルクイーンの誕生秘話
いちごの難防除の病気は炭そ病で、強い品種が求められていました。
それができれば、農薬の使用量も抑えられ、安心・安全の減農薬のいちご栽培にもつながる。そんな思いで元栃木県農業試験場の職員であった故赤木博氏が県職を退職後、7年の歳月をかけて開発した執念のいちごです。
様々な品種をかけあわせて採取した1万6千個のタネを蒔き、1年目は1,600株、2年目は160株と長期間の品種改良の末、病気に強く、甘く、香り良く、日持ちのよい自信の1株が完成しました。
ひたすらいちごを試食すること約2万粒、「感」と「忍耐」の物語がこの「ロイヤルクイーン」にはあります。
ひとつ上の、高貴ないちごという意味を込めて
漢字やひらがなの商品名のいちごが多い中、このいちごに関しては、見た目も味わいも、この商品名がピタリとはまったそうです。
そう、ロイヤルクイーンという名前。
ひとつ上の高貴ないちごのイメージから、名づけられました。その深紅の色あい、濃厚な味わいは、まさにいちごの新・女王という感じ。さらに、黒と金を基調に、ラフな書き文字風の商品ロゴをあしらったラベルデザインが、いままでにない苺のイメージを感じさせてくれます。
いちご王国栃木のこだわり農家が栽培。
ロイヤルクイーンの栽培地は、いちごの代表的な産地である栃木県が中心です。
そのいちご王国の農家の中でもベテラン生産者の数人が、ぜひ栽培したいと望んだのがこのロイヤルクイーンです。
「あの赤木先生の苺だから」というのが理由とのこと。
生産者にも期待される、新しい品種のいちごです。
とことん水にこだわり、手間ひまをかけて、ていねいに。
表面はやや硬め、でもかじるとやわらかく果汁がたっぷり。
その食感とおいしさを生み出しているのが、栽培法にあります。
農産物には水をたっぷりあげるものというイメージが強いですが、このロイヤルクイーンはできるだけ水をおさえて栽培。
そうすることで、果皮はしっかりして、甘さをたっぷりとためこみます。
いちごのプロ中のプロたちが、とことん水にこだわり、手間ひまをかけて、ていねいに作り上げています。